素行調査の難易度

素行調査ではいろいろな素行を探る調査があり、男女間の不貞行為の確認、証拠を押さえる為の浮気調査ばかりとは限りません。対象者がどこに赴き、誰と会い、そしてどのような会話や行動をしていたかを監視、確認する調査もあります。

機密情報漏洩調査、特定人物の素行調査などがこれに該当します。浮気調査においては対象者と浮気相手が飲食店などに入っても調査員は原則、外で待機、張り込みをして出てくるのをひたすら待っています。第三者のいる飲食店内では不貞行為が行われる事はないからです。たとえ、どんなに2人が親しく飲んだり、食べたりしていた事を押さえても不貞の証拠にはならないからなのです。

しかし、賄賂や買収の現金の受け渡し、企業機密情報の受け渡し、商品の横流し、更には違法薬物の受け渡しなどを確認する素行調査については一緒に店内に入らないと調査目的が達成できない調査もあります。さらに映像や録音して証拠を残さなければなりません。この様な素行調査は難易度がものすごく高くなります。

追跡尾行した探偵が基本的に潜入するのですが訪れる店が1店舗とは限りません。複数店舗をはしごする場合もあると想定しておかなければなりませんので多人数によるスタッフで素行調査を行う事が基本となります。限られたスタッフが何度も近くに座るのも怪しまれてしまい、更に退店した後の尾行にも影響してしまうからです。

しかも、入店した先で近くの席が空いていれば良いのですが混雑していて近くに座れないとか、個室に入ってしまわれるとどうしようもありません。接触者の確認だけで終わってしまう場合もあります。

それを見越したように悪事を働く人や人に聞かれたくない会話をする人は往々にして個室である高級料亭などを利用しているのです。

このように入店した店舗の状況など、いわゆる「運」にも大きく左右されてしまいます。素行調査の中ではかなり難易度の高い調査と言えるでしょう。

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